圧巻! 兵庫・三木市制施行70周年記念「三木の祭り屋台大集合」30基の屋台総練りに会場から大拍手
兵庫県三木市で26日、「三木の祭り屋台大集合」が10年ぶりに開催されました。今年7月1日に市制施行70周年を迎え、記念すべき節目の年を市民みんなで一緒に祝い、盛り上がろうと実施されたものです。 【写真2枚】圧巻! 総練りに興奮のるつぼと化した「三木の祭り屋台大集合」会場 この祭りでいう「屋台」とは、五穀豊穣や疫病退散、不老長寿などの願いを込めて引いたり担いだりする太鼓台のこと。三木の祭り屋台は「布団屋台」や「タイコ」と呼ばれ、大工、刺しゅう、彫刻、錺(かざり)金具、鳴り太鼓といった職人の技が髄所に施された華やかなしつらいが特長です。三木市では、主に5月の春祭りと10月の秋祭りで目にすることができます。 三木の祭り屋台大集合では、当日午前9時、三木山総合公園陸上競技場にけんらん豪華な祭り屋台30基が順番に入場。開会セレモニーを経て、屋台グループ練り、屋台体験イベントと続きました。 午後に入り1時30分からは、30基の祭り屋台を一斉に担ぎ上げる「屋台総練り」が行われました。圧巻の迫力に包まれた会場は、来場者からの大きな拍手に包まれました。体験を希望した市内外の小中学生や高校生、大人も屋台担ぎに参加し、イベントを一緒に盛り上げました。 観覧に訪れた兵庫県三田市在住の50代男性は、「30基の屋台が一堂に会する姿は圧巻でした! 祭り屋台それぞれに特色があり、普段見られない祭り屋台が見られたことも良かったです」と感想を語りました。
ラジオ関西