「お前殺すぞ」騒音トラブルが原因か…隣人の男性(70代)の家に押し掛け包丁突き付け、酸素吸入器のチューブ切り付ける 無職の女を逮捕
島根県松江市内で、隣人の男性(70代)に対し、「お前殺すぞ。」と言って、持っていた包丁を突きつけた上、男性が装着していた酸素吸入器のチューブを切りつけて脅迫したとして、1日、松江市内の無職の女が、松江警察署に逮捕されました。 暴力行為等処罰に関する法律違反と住居侵入の容疑で逮捕されたのは、松江市内に住む無職の女(51)です。 調べによりますと、女は、1日午前7時半頃、隣に住む一人暮らし男性(70代)の自宅玄関から室内に入り、ベッドに腰掛けていた男性に対し、「お前殺すぞ。」と言って、持っていた包丁を突きつけ、さらに男性が装着していた酸素吸入器のチューブを切り付けて脅迫した疑いが持たれています。 午前7時35分に、被害に遭った男性から警察に「隣の人が押しかけてきた」と通報があり、男性への聞き取りなど、所要の捜査の結果、女の容疑が固まったとして、1日午前9時過ぎに緊急逮捕しました。 男性にけがはなく、酸素吸入器のチューブが切り付けられたことによる体調への影響もないということです。 包丁は、全長30センチ、刃体17センチの万能包丁で、すでに警察に押収されています。 調べに対し、女は「間違いありません」と容疑を認めています。 また、これまでに女と被害者の男性の両方から警察に相談がありましたが、警察は相談内容を明らかにしていません。 警察は、騒音トラブルが原因とみて、詳しい事件の経緯や動機などについて調べています。
山陰放送