「光る君へ」道長の出家の理由が「失恋にしか見えない」 御簾を下ろしての密談も話題に
吉高由里子主演の大河ドラマ「光る君へ」(NHK総合・日曜午後8時~ほか)の24日放送・第45回では藤原道長(柄本佑)が出家を決意し、人生の節目を迎える展開となったが、その理由が「失恋にしか見えない」と話題になっている(※ネタバレあり。第45回の詳細触れています)。 【画像】「行かないでくれ…!」まひろにすがる道長 第45回「はばたき」では、まひろ(吉高由里子)が娘・賢子(南沙良)から宮仕えをしたいと相談され、太皇太后になった彰子(見上愛)に自身の代わりに仕えることを提案。まひろは、「源氏物語」に登場した明石や須磨、そして亡き夫・宣孝(佐々木蔵之介)が暮らした大宰府、亡き友・さわ(野村麻純)が嫁いだ松浦に旅立つ決意をし、それを道長に告げる。
~以下、第45回のネタバレを含みます~
まひろが旅に出ることを告げた際には「大宰府への遣いの船があるゆえ、それに乗ってゆくがよかろう。気を付けてまいれ」と冷静に受け止めた道長だったが、それは正妻・倫子(黒木華)の手前だったからなのか速攻まひろのもとへ。多くの視聴者が予測していた展開となったが、まひろの局で自ら御簾をおろす道長のただならぬ様子に「やはりごねた」「やっぱり慌てて問いただしに来た道長」「いきなり御簾を下ろしたぞ!」「自分で御簾を下ろすのか」「速攻密談モード」「何をしだすん」と注目が集まった。
「何があったのだ?」「行かないでくれ!」と取り乱す道長に、まひろは「これ以上、手に入らぬお方のそばにいる意味は何なのでございましょう」「ここらで違う人生も歩んでみたくなったのでございます」と自身の胸中やこれまでの道長への感謝を告げ、さらには賢子が道長の娘であることを告白。道長の心中を察する視聴者からは「爆弾投下…」「さっきから剛速球ストレートが…」「このタイミングで言うの?」「今言っちゃう?」と驚きの声があがり、衝撃のカミングアウトを受けての道長の複雑な表情も注目を浴びた。その後も道長は「お前とは…もう会えぬのか?」と半泣きですがるも、まひろは「会えたとしても……これで終わりでございます」と決意を固くし、道長は間もなく出家を決めてしまった。