館山ならではの5商品が誕生 市農水産物加工品開発補助金活用で(千葉県)
館山らしい加工品開発を支援する、令和5年度館山市農水産物加工品開発等支援事業補助金を活用して、新たに5つの商品ができた。地元食材を使ったプリンやジン、クッキーなど多彩な商品で、3日には報道向けに成果発表会もあった。 食のまちづくりの一環として行われた補助事業で、同市産の農水産物を使った加工品の開発などを対象に、最大30万円を補助した。 補助事業で開発されたのは、飲むヨーグルトやジン、塩こうじ、スイーツなどの5商品。いずれも館山産の牛乳やフルーツ、米、野菜などを原材料に、館山ならではのオリジナリティーあふれる逸品に仕上げられている。市役所であった成果発表会では、各事業者がそれぞれの商品の特徴、魅力をPRした。 開発された商品は次のとおり。カッコ内は事業者。事業者の連絡先や価格など詳細は、市のホームページで。 ▽乳酸菌SUDO(須藤牧場)=須藤牧場のジャージー牛の生乳を100%使った、砂糖不使用の高級飲むヨーグルト ▽館山328ミルクメットプディング(アソビヨンド〈海辺の小さなプリン屋さんMARUHEI〉)=ご当地食材の宮本養鶏(館山市)の卵と房州酪農牛乳、ひふみ養蜂園(同)のハチミツを使ったプリン ▽フルーツジン パッションフルーツ(TATEYAMA BREWING)=館山産のパッションフルーツを主な香り付けに、フェンネルシードの甘い香りと複雑さを加えて仕上げたクラフトジン ▽たてやま塩こうじ(サングリーン〈五代目ヨシダ米屋〉)=館山の食材とマッチする発酵食品として開発した、館山産の米と南房総産の塩を使った塩こうじ ▽房総クッキー缶(ろくや〈パティスリーソラネル〉)=房総半島(主に南房総・館山市)で採れる野菜や果物を粉末やジャムに加工し、それを生地に混ぜ込んだクッキー