試合を決めたのはシャイナーの来日初アーチ 広島カープ・森下暢仁 vs. DeNA・東克樹 白熱の投手戦(7月17日)
広島カープは17日、0.5ゲーム差で2位のDeNAと敵地で直接対決。手に汗を握る投手戦で最後に試合を決めたのは、助っ人の劇的な一打でした。 【写真を見る】試合を決めたのはシャイナーの来日初アーチ 広島カープ・森下暢仁 vs. DeNA・東克樹 白熱の投手戦(7月17日) DeNA vs. 広島 13回戦(横浜スタジアム) DeNAとのカード初戦を落としたカープは、この日、今シーズン、いまだ無敗の相手エース・東克樹 を迎えます。 難敵攻略へ、初回、先頭の 秋山翔吾 が、重要だと語る第1打席でしっかりヒットを放ち出塁すると、2番・矢野雅哉 が初球で送りバントを決め、初回からチャンスを作ります。 しかし、続く3番・上本崇司 が打ち取られると、4番・小園海斗 がとらえた打球はレフトの守備範囲。難攻不落の東から簡単には先制点を奪えません。 カープの先発は、今シーズン7勝目を狙う 森下暢仁 。140キロ後半の直球に、緩いカーブを織り交ぜ、立ち上がりを完璧に抑えると、5回には守備でもカープファンを魅了します。 先頭にフォアボールを許した直後、相手の送りバントを好フィールディングで2塁に送球し、ダブルプレーに。自らを助けるプレーで5回まで強力DeNA打線を0点に封じます。 中根夕希 キャスター 「もちろん、投げる方もいいんですが、守備も光ります」 森下を援護したい打線ですが、相手先発・東から初回以降、チャンスを作れず、6回までわずか3安打に抑え込まれます。 白熱する投手戦。6回の森下は、ツーアウトから2塁・1塁のピンチを背負うと、山本祐大 にライト前へ運ばれ、満塁の大ピンチ。 ここで迎えるのは、カープ戦打率.355と当たっている 度会隆輝 。森下、踏ん張れるか。ここで空振り三振。インローへ糸を引くようなストレートを投げ切った森下は、大きくグラブをたたきます。 コメンテーター 吉宗五十鈴 さん(「雪月風花」店主) 「今のこの順位はピッチャーに支えられていますよね」 ピンチの後にはチャンスあり、7回の攻撃で先頭の上本。レフト前ヒットで初回以来の先頭バッターが塁に出ます。