【オークス】過去10年の激走データに完全合致の穴馬発見! オークスは芦毛のゴールドシップ産駒で勝負だ
「非桜花賞組」の狙い方
オークスには大きく分けて2つの臨戦過程がある。言うまでもなく、一つはクラシック第1弾・桜花賞からの直行。もう一つは桜花賞以外、つまりはフローラSや忘れな草賞などから挑むパターンだ。 【オークス2024 推奨馬】勝率40%、複勝率80%データ該当で死角なし! SPAIA編集部の推奨馬を紹介(SPAIA) 過去10年を振り返ると、前者の桜花賞組は【7-5-6-63】の勝率8.6%、複勝率22.2%。回収率は単勝が31%、複勝が49%となっている。18年と23年に馬券圏内を独占するなど、当然のように好走多数。ただ、回収率の低さが示すように、連対した12頭全て、そして3着も6頭中4頭が4番人気以内だった。「桜花賞組は人気馬だけ買う」というスタンスでいいだろう。 一方、後者の非桜花賞組は【3-5-4-84】の勝率3.1%、複勝率12.5%だから、一見すると低調に映る。単勝回収率も20%と低い。ただ、注目すべきは複勝回収率が82%もあることだ。それもそのはず、6番人気以下の伏兵が6頭も絡んでいるから凄い。そして、その6頭には分かりやすい共通項があるのだ。各馬の着順と前走の成績を紹介しよう。 ・モズカッチャン(17年6番人気2着) 前走:フローラS・1着(東京芝2000m) ・カレンブーケドール(19年12番人気2着) 前走:スイートピーS・1着(東京芝1800m) ・ウインマリリン(20年7番人気2着) 前走:フローラS・1着(東京芝2000m) ・ウインマイティー(20年13番人気3着) 前走:忘れな草賞・1着(阪神芝2000m) ・ハギノピリナ(21年16番人気3着) 前走:矢車賞・1着(京都芝2200m) ・スタニングローズ(22年10番人気2着) 前走:フラワーC・1着(中山芝1800m) 全馬が揃いも揃って、前走で芝1800m以上の特別を勝っていた。また、キャリアも4戦が2頭、5戦が2頭、6戦と7戦が1頭ずつだから比較的多い。つまり、長めの距離を中心に使われ、かつ前走を勝って勢いに乗っている馬が狙い目なのだ。