大野元裕知事に県産イチゴのシェイクをPRした関係者ら＝10日午前、県庁

　埼玉県産イチゴのソースを使った「まぜるシェイク　埼玉県産いちご」を販売するモスフードサービスの中村栄輔社長らが10日、県庁を訪れ、大野元裕知事に販売報告を行った。 “のんびり屋”3年目に頭角…埼玉のイチゴ「あまりん」　開発に8年、1日5kg食べた日も　こだわりと誇り結実

　「まぜるシェイク　埼玉県産いちご」は県オリジナル品種「あまりん」など4品種のイチゴを使い、甘みと酸味のバランスが特長。2020年から累計25万食を販売している。中村社長は「いろいろなシェイクを試飲しているが、これが一番」と絶賛した。 　連携する所沢市の「所沢北田農園」は当時コロナ禍で客足が減少。収穫間近のイチゴを廃棄しなければならない情報がオーナー組織を通じて本部に伝わり、企画につながった。北田喜久江さんは「商品開発をしてくださるまでのスピード感が速かった」と当時を振り返った。 　販売店舗は県内のモスバーガー68店舗（ドン・キホーテ浦和原山店、ビバホーム三郷店、モラージュ菖蒲店を除く全店）。数量限定（5万食を予定）でなくなり次第終了。価格はMサイズ420円で、各セットに130円プラスすることでドリンクとしても選択できる。