父・秋山幸二のゴルフ指導はスパルタだった!? 秋山真凜「こちらからアドバイスを求めに行くと…」
プロゴルファーの丸山茂樹がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「ACN presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY」(毎週土曜 7:00~7:25)。5月11日(土)の放送は、前回に引き続き、スポーツキャスターの秋山真凜(あきやま・まりん)さんをゲストに迎え、お届けしました。
◆スコアのアベレージは70台前半の腕前!
丸山:真凜ちゃんがゴルフを始めたのは、5歳だった? 秋山:5歳です。 丸山:へぇ~。そして、小学校に入ってから競技に出ると。小学生のときは結構優勝してカップを持っていた? 秋山:優勝カップを持っていたんですけど、優勝が何か分からないまま(大会に)出ていたので。同級生や年齢が近い子たちと一緒にゴルフする場、コンペぐらいで考えていて、“楽しみ~♪”っていうゴルフだったと思う。 丸山:なるほどね。前回の放送で、子どもの頃、(元プロ野球選手で父の)秋山幸二さんが(ゴルフを)いろいろと教えてくれたということだったけど、ゴルフに対しての教育って結構スパルタだった? それともやさしい? 秋山:基本的にはノータッチなんですけど、こちらからアドバイスを求めに行くとスパルタです。 丸山:1回スイッチ入ると、「スポーツとは、こういうふうな気持ちでいきなさい」とか、(気持ちが)入っちゃう感じ? 秋山:はい。あと、技術面でもすごいスパルタで入ってきます。 丸山:ちょっと面倒くさい感じ? 秋山:いや、なんか覚悟を決めて聞きに行かなきゃいけないっていう(苦笑)。(長年、教えてもらっていると)ある程度、分かってくるじゃないですか。たぶん2、3時間は何かさせられるなとか。なので、(アドバイスを求めに)行くときは覚悟を決めて。これは行かないと直らないって思ったら行きます。 丸山:やっぱり本物なんだな。僕は練習のときとか、執着心の塊みたいに、例えば、バンカーに入ったら(バンカーショットばかりやって)5時間出てこないとか。本当にそのぐらい、同じことを繰り返しすること、反復運動じゃないけど、同じことすることで上手くなるみたいに思っていたから。だから(息子に教えるときなど)それを押し付けちゃいけないのかなみたいに思っていたから、あんまり強要しないようにしていたかな。 秋山:その真逆の教育受けています(笑)。 丸山:うわぁ、すごい(笑)。でも、(僕も)芯はそっちなの。繰り返して同じことをやることによって生まれるものがあるんじゃないかって思っていくタイプだから。体に染み込むリズムとか。何でもそうだけど、楽器でもそうじゃないですか。ずっと同じことやるから弾けるわけで、いきなり手が動かないじゃない? それと同じじゃないかなと思っているから。 秋山:私もそう思います。 丸山:よかった、賛同してくれて(笑)。最後に、今後の目標とゴルフの目標を、ぜひ聞かせてもらいたいなと思います。 秋山:ゴルフの目標ですか? 丸山:今はどうなの? スコア的には? 秋山:スコア的には、70台前半でどうにかまとめてはいるんですけど……。 丸山:かっこいい! 秋山:でも、もうアンダーパー(規定打数より少ない打数でラウンドを終えること)が出なくなって。バーディーが取れないっていうのは、まあ練習不足なんですけどね。 丸山:でも70台前半で回れたら、どこ行っても「すげー!」って言われるでしょ? だって、70台で回れる人ってゴルフ人口の約1%なんだよ。 秋山:そうなんですか!? 丸山:そう、そのぐらいしかいないんだから。真凜ちゃんは、そのなかに入っているってこと。それは素晴らしいことなんで。 秋山:嬉しい! ある程度、維持していきたいなと思います。 丸山:そうそう、維持はしてくださいね。せっかくジュニアでやってきたわけですから、ゴルフはアンダーバーをね、またどこかで出してください。どうですか、お仕事のほうは? 秋山:(スポーツキャスターとして)ゴルフ界、男子も女子もシニアも全部盛り上げていきたいと思います! 丸山:おー、素晴らしい!ありがとうございます。ゴルフ界は、どちらかというと女子はずっと上り調子ですけど、男子は少し下降気味で……やっぱり「スーパースター(の出現が必要)」ってよく言われるんですけど、これだけ海外で勝っている選手がいてもまだ足りないと。これはキャラしかないなと思うので。 秋山:ですね。(新たなスターを)引っ張り出します! (TOKYO FM「ACN presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY」2024年5月11日(土)放送より)