共産党公認の森大介 候補は第一声で何を話した? リニア新幹線・原発再稼働・野球場建設にノー! 静岡県知事選
税の使い道は県民の暮らし・福祉最優先
皆さん、私は県民の暮らしと福祉、この問題でも県民最優先を貫いてまいります。 お話がありましたように静岡県の財政力は全国7位であります。しかし、県民1人あたりに使われる社会福祉費、民生費は全国最下位の47位、児童福祉費は45位、教育費は38位で、全国軒並み最低水準であります。県民に冷たい県政になっているわけであります。 私はこの税金の使い方を県民の暮らし・福祉最優先に切り替えて、子育て支援で3つの手の、これを実現してまいります。 第一は18歳以下のお子さんの医療費完全無料化です。 2つ目は小中学校の学校給食費の無償化。 そして3つ目は国民健康保険料の子供の均等割りの無料化であります。 子育て中のお父さんやお母さんが切に願っております学校給食の無償化は150億円あれば実現をすることができます。県と市町で折半をすれば75億円です。建設費370億円の浜松の野球場建設は止めて、子育て支援にお金を思い切って使おうではありませんか。 高齢者の方には、補聴器を購入する助成制度、現在、県内で10市3町がすでに実施をしておりますけれども、県も助成をいたしまして、これを県内に一気に広げたいと思います。 さらに介護保険料の負担軽減。この2つの安心を高齢者の方にはお約束したいと思います。
最低賃金の向上に力を尽くすと約束
皆さん、人口の流出、とりわけ若い方の東京圏への流出がいま問われております。私はこれを克服するためには若者が地域で働ける場所があること、そして、働きに見合った収入が得られる静岡県、こういう風にすることが大事だと考えております。 静岡県の時給、最低賃金は時給984円であります。手取りで月収十数万円、これではまともな暮らしはできないし、貯金もできません。 東京に近いお隣の神奈川県は時給1128円、年収に換算いたしますと30万円近くも差がつきます。 私は国に対して全国一律1500円以上の最低賃金の実現を求めると共に、県知事といたしましては県の最賃を決定する地方最賃審議会、ここに県の最賃を引き上げようということを発言し、物言う知事になります。 また県の公契約条例、これを改正いたしまして、医療・介護・保育、こうした皆さんの確かな賃金を保障できるように頑張ってまいります。 また、雇用確保の問題におきましては、地域で根を張って頑張っておられます中小・小規模事業者の皆さんにきめ細やかな補助を行うことによりまして働き口を確保し、安心して営業を続けられるようにしていきたいと思います。 さらに県としてエネルギーと農業の地産地消、これを積極的に推進しまして、魅力ある雇用を生み出してまいりたいと思います。 県民の暮らし・福祉最優先、そしてリニアよりも環境と水、浜岡原発再稼働ノーを掲げる唯一の候補、県民の皆さんの願いに応える私、森大介を是非ともよろしくお願いします。 (テレビ静岡)
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