大後寿々花、学業と仕事を両立させ慶應大を4年で卒業。高校時代から「大学には絶対に行くと決めていた」
映画『SAYURI』がきっかけで…
今年5月はアメリカに滞在。時間があると海外に行っているという。 「『SAYURI』がきっかけで英語に興味を持つようになったのですが、英語はやってもやっても知らない単語、文章が絶対出てくるので、そこは今もずっと勉強しながらという感じですね」 ――海外にはいつ頃から行かれるようになったのですか? 「中学生のときに1回、2週間の短期留学でアメリカに行って。高校でも2週間ぐらい学生寮を経験しました。寮生活とホームステイを経験して、そのあと大学の卒業旅行で行ったのですが、アメリカがメインで、ロサンゼルスが一番長かったです」 ――今年の5月に行かれたのは? 「語学とお芝居を学ぶために訪れました。向こうの役者さんは、演劇学校をちゃんと出ている方が多くて、海外のプロフィルにはトレーニングの経歴を書く欄があるんですよね」 ――ハリウッドで活躍されている俳優さんは、売れてからも演劇学校に行かれている方も多いですね。 「そうなんです。『こんなに有名な人も行くの?』っていう俳優さんも学ばれているんですよね。そこはやっぱり日本と違うなあって思って。結構学校によっても、先生によっても、演技法や学び方が違うんです。だから、そういうのは見ていてもおもしろいなあって思いました」 ――今は日本の俳優さんもハリウッド映画とか海外の映画などにも出てらっしゃいますが、そういうことも考えてらっしゃいますか。 「ご縁があればという感じですね」 ――『SAYURI』でハリウッド映画も経験されていますし、それは大きいでしょうね。 「そうですね。アメリカに行ったら絶対その話にはなりますね。結構見てらっしゃる方が多いので。やっぱり伏見稲荷大社の鳥居の中を走っているシーンが一番海外の方も印象が強いみたいです」 ――あの鳥居のシーンの映像も美しくて印象的でしたね。 「はい。海外の方も好きみたいです。鳥居が日本のイメージというか。ときどき観光客の方が千代が走っている真似をして写真を撮っているのを見かけると、多くの方の記憶に残っているのかなと思います」 ――アメリカは今、日本以上に物価が高いので結構大変では? 「はい。ちょっと今はよろしくないです。ランチでも3000円とか4000円になるので。でも、海外はおもしろいので、またスケジュールが空いたら行くと思います」