May J.やセカオワなど5組が初出場……今年の紅白歌合戦の見どころは?
「NHK紅白歌合戦」が大みそかに放送される。通算65回目を迎える今年は紅組、白組あわせて51組が出場。紅組の司会を今年上半期に同局系で放送された連続テレビ小説「花子とアン」で主演を務めた女優・吉高由里子が、白組の司会を5年連続で嵐が担当する。 そうした中、紅組からHKT48、May J.、薬師丸ひろ子、白組からSEKAI NO OWARI、V6の計5組が初出場を果たす。
アナ雪でブレークした「May J.」
May J.は、06年にミニアルバム「ALL MY GIRLS」でデビュー。今年公開されたディズニーの人気映画「アナと雪の女王」の主題歌「Let It Go~ありのままで~」が注目を集めて、ブレークをした。 「デビュー当時から歌唱力には定評があったものの、なかなかヒット曲に恵まれず、カバーアルバムやバラエティー番組でのカラオケ企画などでその歌声を披露し、徐々に知名度を上げていきました。まだ20代半ばながらそれなりに下積みも経験しています。一部ではそのような経歴を揶揄する向きもありますが、彼女が望んでそうした道を歩んできたわけではないでしょうし、今回『アナ雪』の主題歌が脚光を浴びことで、今後のさらなる飛躍も期待されています。実際、9月にリリースしたオリジナル曲の『本当の恋』は、シングルとして初めてオリコンチャートでトップ10入りしました」(音楽ライター)
若者中心に支持集める「セカオワ」
一方、白組から出場する人気バンド「SEKAI NO OWARI」は、10年2月にインディーズデビューし、11年8月に「INORI」でメジャーデビュー。 「同級生のFukaseとNakajinを中心とした4人組バンドで、インディーズ時代から“世界”や“生命”など重いテーマをポップなメロディーに乗せて表現する音楽性が受けて、CDショップの店員がオススメの作品を選ぶ『CDショップ大賞』の準大賞を受賞するなど評価を受けていました。メジャーデビューからわずか3か月で日本武道館でのワンマン公演を成功させ、海外進出を果たすなど勢いもあり、10代や20代の若い世代を中心に高い支持を集めています。昨年も『紅白』出場の有力候補と目されていましたが、今年ついに出場が決まりました」(前出のライター) プライベートでは、Fukaseこと深瀬慧ときゃりーぱみゅぱみゅとの交際も話題になっているが、「私生活の話題が先行している観もありますが、SEKAI NO OWARIは独特の世界観を表現した“カーニバル”とも称されるライブにも定評があり、NHKホールを舞台にどんなパフォーマンスを繰り広げるのか楽しみです」(同ライター)