長井市のはぎ公園で、秋の七草のひとつ・ハギの花が園内いっぱいに咲き誇っている。園内にはしなやかに垂れた枝に囲まれた歩道などもあり、秋の風情を間近で感じることができる。 長井市成田にあるはぎ苑敷地内のはぎ公園には、広さ60アールの敷地に約15種類のハギが植えられていて、毎年花が咲く季節には一般に無料で開放されている。 ことしは例年よりも数日早い14日ごろに見ごろを迎え、公園内では、ピンク色の花が特徴の「ミヤギノハギ」や白い花をつける「シロバナハギ」がかわいらしく咲いている。 特に「ハギの道」と呼ばれるエリアでは、しなやかに垂れた枝が歩道の左右にあり、見ごろを迎えた花々を間近に感じながら秋の風情を楽しむことができる。 （はぎ苑・飯田裕朗支配人） 「花だけではなく公園の緑とのバランス。自然をそのまま活かしたような公園なので、くつろいでもらって、ゆっくりとした時間を過ごしてもらいたい」 ハギの見ごろは9月下旬までという。