辻希美「ついに!わが家に “おかずになるロールキャベツ” が誕生しました」
モーニング娘。のメンバーとしてデビューし、現在は高校生の長女、中学生の長男と小学生の次男、4歳の三男の、4人の子の母となった辻希美さん。日々、育児のかたわら芸能活動を続けています。そんな辻さんの連載「大好きな人と結婚しよう」、今回のテーマは、〈おかずになるロールキャベツ〉です。 【写真で見る】ママはアイドル…! ハロプロ25周年アイドル姿の辻ちゃんを見る 久しぶりの大鍋料理シリーズは、工程が多くてかなりの手間がかかることで知られている料理、それがロールキャベツ! チャレンジするだけでも大変なのに、なんと、お疲れがピークの日に作ったというから辻さんの料理に対する情熱と底力を感じます。でも、どうして疲労困憊時にロールキャベツを作ることになったのか?…… その理由から、辻流のつくり方、仕上がった料理を食べた家族の反応、などなど語っていただきました。
疲労困憊の日にニンニク注射パワーで乗り切った大量“ロールキャベツ”づくり
先日、ひさしぶりに大鍋料理をつくりました。挑戦したのは、ロールキャベツ。なぜつくろうと思ったかというと、旦那さんの知り合いの農家さんからキャベツをたくさんいただいたことがきっかけです。大きくて立派なキャベツを見ていたら、無性にトマトベースのスープで煮込んだロールキャベツが食べたくなっちゃったのです。「よし、明日つくるぞ!」と意気込んで食材を買い込んでおいたのはよかったのだけど、いざ当日になってみると、ちょうど疲れが溜まっていた時期ということもあり、ごはんをつくるのもしんどいという体調でした。 「こんなヘロヘロで手間のかかるロールキャベツをつくるのは無理かな……?」と一時はあきらめかけたのですが、大量のキャベツを前に、疲労回復効果のあるニンニク注射をクリニックで打ってもらって、体力を持ち直すことができました!(皆さんは真似しないでくださいね……) キャベツの葉を茹で、肉ダネを巻きながら、ふと、このタイプのロールキャベツをつくるのは何年ぶりだろう?と考えていたのですが、それが思い出せないくらい久しぶりで。そしてなぜ、そこまで日が開いたのかというと、以前、つくったコンソメベースのさっぱり味のロールキャベツは、子どもたちから「これじゃ白いご飯のおかずにならない」と言われてしまったから。 ロールキャベツをつくったことがある方なら同意していただけるかと思いますが、ロールキャベツづくりって、結構手間がかかりますよね。キャベツの葉をはがして、茹でる。みじん切りにした玉ねぎを炒め、ひき肉と混ぜて肉ダネを作る。キャベツの葉で肉ダネを巻く。そして煮込む…… それほど手間がかかるのに、「おかずにならない」なんて否定された日にはなかなかつくる気が起きないワケです。ですが今回は、大量のキャベツがあるということ、そして私が食べたくて仕方なかったので頑張ってみました。