次世代エネルギー水素のさらなる活用を!周南でセミナー開催
KRY山口放送
二酸化炭素を排出しない次世代エネルギーとして注目されている水素の活用を進めようときのう(11日)周南市で企業を対象としたセミナーが開かれました。 セミナーでは水素ガスエンジンなどを開発する川崎重工業や水素を25年研究してきた研究者などが講演しました。 (水素を研究テクノバ 丸田昭輝さん) 「周南市に1つのなんらかの研究機関を呼んでここに来たらなんとかなるというような認証を作っていかないといけない脱炭素化できるなんらかの実験ができるそういうPRをしていくことが長期的には必要」 周南市の周南コンビナートを中心に山口県では国内のおよそ1割の量の水素を生産しています。 県や周南市はこれまで10年以上に渡り水素の活用に向け水素ステーションの設置や水素自動車の導入など取り組んできました。 今回のセミナーは県内の企業にも水素について学んでもらい取り入れてもらおうという狙いできのうはおよそ50社が参加しました。 (県産業技術センター 小関浩幸理事長) 「まずは自分が持っている強み技術をどのように生かしていくかを検討していただき次の展開につなげたい」 講演した関係者はきょう、県内の企業を訪問し水素利用について説明したということです。