早くもドラフトの“目玉”に!? プロ注目の大学生野手(3)3拍子揃った関西No.1打者
プロ野球が開幕を迎えたとともに、アマチュア野球界もシーズンが本格化した。中でも気になるのが今秋のドラフト候補選手の動向。特に大学生の中には、将来の日本球界を担うであろう逸材が多くいる。今回は、現時点で2024年のドラフト候補に浮上している大学生野手を厳選し、紹介する。
渡部聖弥(大阪商業大)
関西の野手では最大の目玉となりそうな右の強打者。強肩や俊足も持ち合わせる3拍子揃った外野手だ。 広陵高では明治大の宗山塁と同期。3年夏は4番に座って県独自大会で打率.524を記録し、高校通算30発を放つなど、大器の片鱗を見せていた。 大阪商業大では、1年春からいきなり打率.351をマーク。その後もレギュラーの座を守り続け、5度の関西六大学リーグ優勝に貢献している。 これまでにリーグで4度ベストナインを獲得。2年春は首位打者(.394)にも輝き、2年秋はリーグ新記録の5本塁打を放った。 通算本塁打、通算安打のリーグ新記録も視野に入れる大学ラストイヤー。もう一暴れできるか注目したい。
ベースボールチャンネル編集部