リヴァプール、仏新星MFシェルキに興味か…リヨン至宝も財政難で放出の可能性
リヴァプールが、モハメド・サラーの後釜としてリヨンのラヤン・シェルキの獲得を検討しているようだ。『レキップ』が伝えた。 現在21歳のシェルキは、ユース時代を過ごしたリヨンで2019年にデビュー。同年11月には大会史上2番目の若さでチャンピオンズリーグデビューを飾った。2020年1月にはプロ初得点を記録し、リヨンのクラブ史上最年少得点者記録(16歳140日)を更新。その後も結果を残し続け、今では各クラブから注目されるアタッカーとなった。 そんなシェルキに興味を示しているのがリヴァプールだ。アルネ・スロット監督が率いるリヴァプールは今季、ここまでサラーが17試合で10得点を記録するほど圧倒的なパフォーマンスを見せているが、彼との契約は来夏に切れる状況。1月から海外クラブと交渉できるようになるため、彼の将来は不透明となっている。 そういった状況もありサラーの後釜探しをしているリヴァプールだが、『レキップ』によるとリヨンの新星シェルキを狙っているとのこと。また、パリ・サンジェルマンもシェルキの状況を注視しており、この若手選手の獲得競争に加わっているようだ。 シェルキの現在の契約は2026年までとなっているが、今季以降もクラブに残れば1年間の延長条項が含まれている模様。ただ、報道によると、フランスのサッカー財務規制機関である国家管理監督局(DNCG)が指摘した問題を解決しない限り、クラブは降格のリスクにさらされている状態で、リヨンは彼の留保を望んでいるものの、財政難を緩和するために別れを余儀なくされる可能性が高いと伝えている。