ウルグアイ代表では《24戦12ゴール》と絶好調 絶対的エース・ヌニェスが止まらない「10回ミスをしたなら、11回トライする」
ビエルサ体制で絶好調
コパ・アメリカ2024に臨むウルグアイ代表のエースは、リヴァプールでプレイする25歳のFWダルウィン・ヌニェスだ。今大会も大ベテランのルイス・スアレスが招集されているが、それでも現代表の1番手はヌニェスだ。 [動画]パナマ戦で難しい左足ボレーを決めたヌニェス ヌニェスもその期待に応えた。24日にはグループステージ初戦でパナマ代表と対戦し、フル出場したヌニェスは85分に貴重な決勝点を記録。何度かチャンスを外すシーンはあったが、最後に決定的な働きを見せた。 『ESPN』もヌニェスのパフォーマンスを高く評価している。 「ヌニェスには何度かチャンスがあったが、それを生かすことができなかった。しかし後半40分、ついに得点を奪うことに成功。これはヌニェスにとってコパ・アメリカでのキャリア初ゴールであり、代表での好調ぶりが分かるゴールとなった。ヌニェスは代表で24試合に出場し、12ゴールと3アシストを記録している。それも直近6試合では9ゴールと1アシストだ」 ヌニェスはマルセロ・ビエルサ体制となってから絶好調で、昨年よりスタートした2026ワールドカップ南米予選では10月のコロンビア戦、ブラジル戦、11月のアルゼンチン戦、ボリビア戦と4試合連続で得点を記録。コパ・アメリカ開幕前に行われたメキシコとの親善試合ではハットトリックを記録しており、ウルグアイ新世代のエースにふさわしい。 リヴァプールでは決定機を外すシーンが目立つと批判されることもあるが、ヌニェスはストライカーとして何度もトライすると語る。 「最後にゴールを決められればOKだ。もし5回か10回ミスをしたなら、11回トライする。それこそストライカーがやらなければならないことだ。トライし続け、決して諦めないことだ」 グループ初戦で得点が生まれたのは大きく、チームもパナマに3-1で勝利している。ウルグアイは大会の頂点を狙えるチームの1つであり、ヌニェスには思い切って大会得点王を狙ってほしいところだ。
構成/ザ・ワールド編集部