阪神・森木 来季育成契約でサインに「やってやろうとい気持ち」 背番号120で再出発の誓い
阪神・森木大智投手(21)が18日、西宮市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、来季は育成契約でサインした。年俸は200万減の900万円、背番号は120になった。 「野球をやることに変わらないですし、やってやろうという気持ちです」 21年のドラフト1位で入団して1年目の22年に2試合に先発登板したが2敗。以降の2年間は登板はなかった。「入団当時に思い描いた通りにはいかなかった。フィジカルと技量が全然マッチせず、フォームが安定せずに苦しんだ。でも球団にはまだチャンスをいただいたということなのでまずは支配下に戻ることを目指したい」。高知安芸キャンプでは最終日の17日に初めてブルペン入りして真っすぐのみ36球を投じた。 来季は高卒4年目。「1年後(大卒でプロ)に入ってくる同級生たちには、やっぱり負けたくないです」。巻き返しを目指す若き右腕が支配下昇格へ向けた思いを結果で示す。