警察官を名乗る男に600万円だまし取られる 仙台・泉区の70代男性
khb東日本放送
仙台市泉区の70代男性が、警察官を名乗る男に現金600万円をだまし取られました。
警察によりますと7月30日、泉区の70代男性の自宅に総務省の職員を名乗る男から「あなた名義で契約された携帯から大量の迷惑メールが送信されている」などと電話がありました。 更に新宿警察署の木村と名乗る男からも電話があり、LINEで偽の警察手帳などの画像が送られてきたということです。 木村を信じた男性は「あなたの口座に入っているお金が、詐欺に関わっているお金か確認する必要がある」などと言われ、合計600万を指定された口座に振り込んだということです。 宮城県警によりますと、警察官を騙る同様の詐欺に関する相談は1月から7月までに657件寄せられています。 「守秘義務があるから」と言って誓約書を送り、周囲に相談させない手口も多いということです。 泉警察署は「警察官が警察手帳や逮捕状の写真を送ることはない。お金のやり取りになったらすぐに相談してほしい」と呼び掛けています。
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