浦和、J3鳥取に5―2大勝 中島翔哉2発、武田英寿らがゴール! 観客は7767人…ルヴァン杯
◆YBCルヴァン杯▽1次ラウンド 鳥取2―5浦和(24日・Axisバードスタジアム) 前回大会準優勝のJ1浦和はJ3鳥取に5―2で大勝し、2次ラウンドに進出した。 開始12分、DF石原広教の右クロスからMF武田英寿が右足で合わせて先制点。昨オフにJ2水戸への期限付き移籍から復帰し、今季初出場・初先発となった22歳レフティーがヘグモ監督の先発起用に一発回答した。 同16分にはFW前田直輝が相手ペナルティーエリア内でまたぎフェイントでドリブル突破し、相手に倒されてPKを獲得。これをFWチアゴサンタナがゴール左へ決め、リードを広げた。だが、同35分には鳥取MF小澤秀充に自陣右サイドからドリブル突破を許し、DF田中恵太に強烈シュートで失点した。 2―1の後半7分、武田の右CKのこぼれ球をMF伊藤敦樹が右足で押し込んで追加点。3分後にはFWチアゴサンタナのシュートが相手に当たった浮き球をMF中島翔哉がヘディングで決め、チーム4点目をマークした。 4―1の後半17分にはFW興梠慎三、MF安居海渡、小泉佳穂の3人を投入。だが、2分後には田中恵の右クロスを途中出場のMF松木駿之介に打点の高いヘディングでゴールを奪われた。終盤には19歳MF堀内陽太、タイ代表MFエカニットが今季公式戦初出場。後半アディショナルタイムにはエカニットのパスを受けた中島が右足シュートでチーム5点目を決めた。 中3日で控えるリーグ・名古屋戦(28日、埼玉)を見据えて選手の疲労を考慮しながら、勝利をつかんだ。 ルヴァン杯は今大会から大会方式が変更され、J1~J3の全60クラブが参加。J1の強豪クラブが地方のJ2、J3クラブのホームに遠征して開催される試合が増えた。この日は多くの浦和サポーターが鳥取に押し寄せ、観客7677人が来場。浦和は格下相手にジャイアントキリングを許さず、大量5得点で快勝した。
報知新聞社