実りの秋です。 日本の「棚田百選」に選ばれている日南市の坂元棚田で、稲刈りが始まりました。 坂元棚田では、現在、5戸の農家が稲作を続けています。 今年は例年より1週間ほど早く収穫時期を迎え、棚田での稲作・4代目の石灘喜紹さんも家族4人で稲刈りをしました。 数年前までは、収穫のあと稲を掛け干していましたが、耕作者の高齢化などでその風景も見られなくなりました。 坂元棚田では、棚田のオーナー制度の他に、棚田を稲作以外でも利用できるレンタル制度を試験的に導入していて、歴史的な農業遺産を残していく新しい取り組みも始まっています。