PART2がいよいよ公開に! 『デューン 砂の惑星』はPART3に続くのか 今わかっていること
※本記事は『デューン 砂の惑星PART2』のネタバレを含みます。 3月15日にいよいよ公開されるドゥニ・ヴィルヌーヴ監督のSF大作映画『デューン 砂の惑星PART2』。すでに全米を中心に大ヒット中の本作、続編があるのか気になっている人も多いはず。 【写真】ゼンデイヤ、『デューン 砂の惑星PART2』プレスツアーのハイパールックを猛追
作家のフランク・ハーバートが1960年代に発表したSF小説『デューン砂の惑星』を原作とする本シリーズでは、ティモシー・シャラメ演じる救世主のポール・アトレイデスが、砂漠の民フレメンと団結し、ゼンデイヤ演じるチャニと恋に落ち、父の仇を討ちながら、“選ばれしもの”としての役割を果たしていく物語が描かれている。
舞台となる砂の惑星アラキスには、まだ探求すべきことがたくさんあるが、『デューン砂の惑星』に続く小説『デューン 砂漠の救世主』に向けて、あらゆる伏線が張られており、監督はすでに次回作の映画化に向けて脚本を書き始めているよう。原作は全6作のシリーズとなっており、さらにこの宇宙を舞台とした作品はこのほかに10冊以上ある。しかし、知的財産(IP)を活用したハリウッドの映画制作が活況を呈し、動画配信サービス「Max」がすでに2024年内に本作のスピンオフシリーズの配信を予定しているなか、監督が“シリーズ化を望んでいない”というので驚きだ。とはいえ、ポールの成長と没落を描いた3作目に関しては、制作意欲がある模様。
ここでは、『デューン 砂の惑星』のPART3について、現在わかっていることをまとめてご紹介する。 From ELLE US
3作目の実写化は決定している?
現時点で確定はしていないが、ヴィルヌーヴ監督はPART3の制作に意欲を示している。2021年に行われた『デューン 砂の惑星』のプロモーション中に、こう語っている。 「私は本作を常に3部作として思い描いていました。シリーズ化は望んでいませんが、本作は壮大な物語なので、それを尊重するには少なくとも3本の映画が必要だと考えていますし、それが私の夢でもあります。ポールと彼のアーク(一連の物語)の全貌を追うのは、素晴らしいことです」