小麦粉で標本 楽器で音表現 災害知識や環境保全も 三重で初の「雨」巡回展
見たり触れたりしながら雨について学ぶ展示=鈴鹿市(三重テレビ放送)
生活に身近な「雨」について紹介する企画展が、三重県鈴鹿市で開かれています。 「雨」を通して災害に関する知識や河川の環境保全について知ってもらおうと全国各地で開かれているもので、国土交通省中部地方整備局の主催で、県内で初めて開かれました。 会場には、小麦粉で作られた雨粒の標本のほか、過去に起きた豪雨による災害の記録映像など、雨に関する資料10点が展示され、見たり触れたりしながら楽しく学ぶことができます。 また、世界各国で使われる雨や波などの音を表現する楽器も展示されています。 鈴鹿市河川防災センターの落合満弘センター長は「展示を通して多くの子どもたちが雨に興味を持ってもらえれば」と話していました。 企画展「雨展~あらぶる雨めぐみの雨」は、27日まで開かれています。