【今朝の5本】仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース
原因は民主党
米大統領選で返り咲きを目指す共和党候補のトランプ前大統領は、自身が所有するフロリダ州のゴルフクラブで15日起きた暗殺未遂事件について、バイデン大統領と民主党候補のハリス副大統領による「非常に扇動的な言葉遣い」が容疑者の背中を押したと批判した。トランプ氏が今回の事件を政治的に利用しようと躍起になっていることがうかがわれる。ただ、トランプ氏はこうした主張を裏付ける証拠は示さなかった。同氏はとりわけ、民主党が自身を「民主主義の脅威」と位置づけている点を非難。ハリス氏とバイデン氏こそが「真の脅威」だと主張した。
採用凍結
米航空機・防衛大手のボーイングは新規の人員採用凍結や、「多数の従業員」を対象とした一時帰休を含む一連のコスト削減措置を採用すると発表した。ブライアン・ウェスト最高財務責任者(CFO)は従業員に宛てた社内文書で、「われわれのビジネスはこれまでとは異なる段階に入った」と指摘。「今回のストライキは回復を著しく脅かすものであり、当社は現金を保持し、われわれが共有する未来を守るために必要な措置を取ることになった」と述べた。信用格付けが投資適格級未満に下げられるリスクがある同社では、航空機の生産が停滞する中で現金の取り崩しが進んでいる。
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