まち歩きで歴史触れて 越前市・府中城、福井・槇山城
「ふくい城巡りプロジェクト」実行委員会などは10月25日に福井県越前市の府中城跡周辺で、11月2日に東郷槇山城跡のある福井市東郷地区で、それぞれ「まち歩き」イベントを開く。参加者を募っている。 13、14日に福井市で開かれる「越前若狭お城フェス2024」にちなみ、県内各地で城下町や山城の見学イベントを連続開催する企画の一環。 越前市では、中心市街地の歴史をテーマに「学べる」観光企画を展開する市観光協会と共催。東郷地区では、越美北線の乗る運動を含めた各種の地元団体と協力する。 府中城は、今年で生誕450年となる初代福井藩主結城秀康の重臣、本多富正が城主を務めた。旧侍町、旧商人町、旧職人町、寺町や龍門寺城跡などを、府中城下町歴史ボランティアガイドの解説を聞きながら巡る。午後2~4時で定員15人。参加費千円。特典として歴史ガイドブック、府中城の限定御城印を贈る。 東郷地区は一乗谷朝倉氏遺跡にも近く、街道が交わる要衝。東郷槇山城は一乗谷に入る前の朝倉氏が築いた。城跡や、朝倉氏滅亡後に城主となった長谷川秀一ゆかりの寺、堂田川が流れる風情ある町並みを散策する。定員30人で午前10時から午後3時ごろまで。参加費3千円で、昼食に特製弁当を提供する。 詳細や申し込みはそれぞれの専用フォーム=QRコード=から。問い合わせはふくい城巡りプロジェクト事務局(福井新聞社クロスメディアビジネス局内)=電話0776(43)3004(平日午前9時半~午後5時半)。メールアドレスfukui.shiromeguri@gmail.com