第2弾キャストが発表！

　松山ケンイチ、染谷将太が主演を務め、福田雄一監督がメガホンをとる「聖☆おにいさん THE MOVIE ホーリーメンVS悪魔軍団」の第2弾キャストが発表され、Team天界のメンバー役で賀来賢人、岩田剛典、白石麻衣、勝地涼、佐藤二朗が出演することがわかった。あわせて、5人のキャラクタービジュアルとメイキング映像（https://youtu.be/dOAXFewecQw）が披露された。 【フォトギャラリー】Team天界メンバーのキャラクタービジュアル＜全6枚＞ 　原作は、異色のギャグ漫画「聖☆おにいさん」（著：中村光／講談社「モーニング・ツー」連載中／既刊21巻）。“神の子イエス”と“仏の悟りを開いたブッダ”が東京・立川の風呂なし6畳一間アパートでふたり暮らしをしながら下界でバカンスを満喫する日常を描き、累計発行部数1700万部を超える大ヒットとなった。2018年には、俳優の山田孝之が製作総指揮、松山と染谷が主演、福田監督が脚本を手掛け、ドラマ化された。 　映画版では、原作者の中村氏が映画化のために描いた長編シリーズ「スクリーンへの長い途（みち）」を完全実写化。下界でのバカンスを奔放に楽しむ神の子・イエスを松山、主婦並みにお金を気にするブッダを染谷がそれぞれ魅力たっぷりに演じる。 　新たに発表されたのは、梵天、ミカエル、弁才天、帝釈天、そして戦いの仙人を演じるキャスト陣。福田組常連の賀来が任されたのは、宇宙の原理が人の姿になった存在の梵天役。長髪で太眉のがっしりとした体形にスーツ姿で、押しが強くプロデューサー気質を持ち合わせた役どころを演じる。賀来は「原作から役のイメージを膨らませた結果、目力に意識を持っていき丁寧に表現を追求しました」と語り、「今回の手応え的に、何らかの賞は取ると思います！　泣きそうです」とユーモアたっぷりにコメントを寄せた。 　「三代目 J SOUL BROTHERS」のパフォーマーで俳優としても活躍する岩田は、天使の軍団を率いる天使長のミカエル役で登場。ウェーブのかかった金色長髪、見目麗しい大天使ミカエルをコメディセンスたっぷりに演じる。 　ドラマ「恋する警護24時」のヒロイン役も記憶に新しい白石は、音楽や芸術を司る女神の弁才天役で福田組に初参加。そして、雷を司る軍神の帝釈天役は勝地が担い、超高級ブランドのスーツに身を包んでギャップのある役を体現する。福田作品に欠かせない佐藤が挑むのは、戦いの仙人役。映画オリジナルキャラクターで、イエスとブッダが修行を積む場面で登場する。 　メイキング映像には、梵天（賀来）、ミカエル（岩田）、帝釈天（勝地）がイエスとブッダに何か願い事をしている様子がとらえられ、これまで福田作品で強烈なインパクトを残してきた3人が今作でも見事にキャラクターを作り上げていることがわかる。さらに、大きな声でダメ出ししながら演技指導する白石の振り切った演技にも注目だ。映像のラストでは、佐藤のセリフなのかアドリブなのか判別できないコミカルな姿もとらえられ、本編への期待を煽る。 　「聖☆おにいさん THE MOVIE ホーリーメンVS悪魔軍団」は、12月20日に全国公開。6月以降も、作品タイトルにちなんで毎月23日の“おにいさんの日”に映画に関する情報を発表していく。第2弾キャストのコメント全文は以下の通り。 【梵天役：賀来賢人】 聖☆おにいさん、映画化！ 梵天役をやらせて頂きました、賀来賢人です。 原作から役のイメージを膨らませた結果、目力に意識を持っていき丁寧に表現を追求しました。 今回の手応え的に、何らかの賞は取ると思います！　泣きそうです。 スタッフキャストの皆様、本当にありがとうございます。カンヌ、ヴェネチア、ベルリン、ありがとう！ 【ミカエル役：岩田剛典】 “聖☆おにいさん”を福田監督で初の実写映画化と聞いて、とても挑戦的で楽しみな企画だと思いました。 登場人物は歴史上の色んな神話に出てくる、一度は耳にしたことのある神様ばかりです。僕は天使長ミカエルを演じました。天使長ということで、天使らしく飛ぶシーンを想定して高いところから吊るされる覚悟をしていましたが、蓋を開けてみたら出演シーンのほとんどが畳の上でした。 福田組エンタテインメントが炸裂していますので、ぜひぜひ劇場でお楽しみください。 【弁才天役：白石麻衣】 この度は映画『聖☆おにいさん』に参加できることを大変嬉しく思います。台本を読ませていただいた際に、本作のユーモアと神様の融合にクスッとしたのが強く印象に残っています。 私が演じる「弁才天」という役は、音楽や芸術を司るキャラクターであり、その魅力を存分に表現できるよう努力いたしました。皆さまに笑顔を届けられる作品となっておりますので、ぜひ楽しみに待っていてください！ 【帝釈天役：勝地涼】 「聖☆おにいさん」の連載当時から、漫画を読んでいたので、今回の映画化を聞いた時は、作品のいちファンとして、とても嬉しかったです。 原作の世界観を面白おかしく映像化できるのは、福田雄一さんしかいないと思います。松山くんと染谷くんのおふたりが醸し出す空気感は、イエスとブッタそのもので、その中に自分が参加できることは、楽しみしかありませんでした。 撮影現場は、福田組常連の賀来くんと岩田くんを含む5人のシーンでしたが、第一声をどう発するのか、各々のせめぎ合いもあり、ヒリヒリした感じが心地よかったです。毎度のことですが、「福田さんは笑ってくれているのか？」と常に探りながら（笑）。 原作ファンの方も、初めて見る方も、ゲラゲラと笑いながら楽しめる作品に仕上がっていると思いますので、期待していてください。 【戦いの仙人役：佐藤二朗】 なぜなのだ。なぜ記憶がないのだ。なぜ福田雄一作品に限り、記憶がないのだ。出た記憶がないのだ。おそらく福田作品は「どうかしてしまわないと」できないからだと思うのだが、原作は以前よりもちろん存じあげているし、松ケンも将太も大好きな俳優で、今回の映画化に大いに期待を寄せるものだが、え何？…「戦いの仙人」役？…ふふ。俺のイメージキャストはあの俳優さんだな。うん。断然あの俳優さん。ふふ。楽しみだな。…あ俺か。俺がやってるのか。これはもう、劇場にてこの目で確認するしかあるまい。