今年も味よし!新米まつり大盛況も…思わぬ事態【愛媛】
南海放送
3連休最終日、久万高原町では毎年恒例の新米まつりが開かれました。 今がシーズンの新米ですが、思わぬ状況が起きているようです。 きょうの久万の最高気温は25.7℃、秋らしい気候の中、道の駅「天空の郷さんさん」では新米まつり開かれました。 新米まつりは久万高原の新米のおいしさを多くの人に知ってもらおうと新米の時期に合わせて毎年開かれています。 会場では新米の試食やコメすくいコーナーなどもありイベント開始直後から多くの家族連れらが楽しんでいました。 その一方で、例年であれば翌年の4月まで販売しているというお米が… 「本日 新米まつりのために用意した100体、これをもって終了ということになります」(道の駅の担当者) きょうのイベントで久万高原清流米の在庫がゼロに。 道の駅の担当者によると新米の販売開始からおよそ2週間で在庫がなくなるのは異例だといいます。 「個人の方が買われる量も結構増えているんです。買いだめをすると言うんでしょうか。まとめて3俵4俵、中には10俵くらい買って帰る方もおられるのであっという間に無くなりました」(道の駅の担当者) 夏の猛暑などで、収穫量が前年の7割に落ち込んでいることに加えて全国的なコメ不足の影響で一人あたりの購入量が増えていることなどが要因だということです。 収穫量の減少で、コメの値段が去年に比べ3割ほど高くなっているということですが久万高原の日中と夜の寒暖差をいかした甘みの強いお米に仕上がっているということです。