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家電製品を万引きし売却していた男が逮捕された。 男は7月、千葉・松戸市の家電量販店で22万円相当の商品を盗んだ疑いが持たれている。 男は約20年にわたり盗みを続け、万引きしたとみられる800点以上の商品を約300万円で売りさばいていたという。 【画像】容疑者の盗みの手口は大胆なものだった

大胆な手口で…繰り返し万引き

東京・江戸川区の小岩警察署で20日午前、カメラがとらえたのは、うつろなまなざしで歩く男。 千葉・松戸市で7月、家電量販店で、充電ラジオや火災報知器など合計5点・22万円相当を盗んだ疑いで逮捕された、無職の今野靖容疑者（61）だ。 その盗みの手口は大胆なものだった。 今野容疑者は、店に入ると商品をリュックに詰め込み、店の外へと出た。 その後、用意していた別の手提げかばんに詰め替えると、空になったリュックを背負い、再び店内へ入った。 こうした行動を複数回繰り返していたのだ。 その後、盗んだ商品を千葉・市川市にある家電買取店で売却し、約6万円を手にしたという。

20年にわたる犯行…そして売却

また警視庁によると、今野容疑者は1月から6月までの約半年間で、この買取店に80回以上来店。 これまでに万引きしたとみられる800点以上の商品を約300万円で売りさばいていたという。 さらに今野容疑者は、約20年にわたり家電製品の万引きを繰り返していて、盗んだ品物を同じ買取店に売却していたとみられている。 調べに対し、今野容疑者は 「今は何も話せません」 と、供述している。 （「イット!」 11月20日放送）