ソフトバンク・小久保裕紀監督（写真：時事）

プロ野球・ソフトバンクは25日、今季のチームスローガンを発表しました。 小久保裕紀監督が新たに指揮を執る2024年シーズンのスローガンは「VIVA」です。 【画像】自主トレを行うソフトバンク・柳田悠岐選手 キューブ形のロゴには、スローガンの「VIVA」にかけた「美破！」という言葉が書かれ、この言葉には、小久保監督が就任会見で「美しさが欠けている」と指摘したチームの現状への思いが詰まっています。 小久保監督はスローガンに込めた思いを「一人ひとりが美意識を持ちながら自己成長をして、一つのチームとして、3年間優勝できていないという壁を打ち破っていく。あとは言葉の響き。合言葉といいますか、言葉的にもわかりやすい、明るい、前向きにというかけ声の語呂合わせも含めて、VIVAです」と説明しました。 キューブの形のロゴは「一人ひとりが同じ方向を向いて高い壁にいどんでいこうという、同じ方向を向くぞというかたまりのイメージ」とコメント。 こだわりの美意識については「答えはないので、一人ひとりが自分の中に求めていくもの、意識しながら磨いていくもの。自分の中に、これって美しいかなという問いかけを持てるようなチーム、それが集まり高い壁を破っていくというのでこういうロゴになったので、それがファンの皆さんの中でも浸透してもらえればいいなと思っています」と思いを語りました。 親指と人さし指でV字をつくる「VIVA」のポーズを披露した小久保監督は、ファンに向けて「もちろん強いチームをつくる、取り戻す。その中に個人、各人が少しでも美意識というものを持ちながら、高い壁に挑んでいくというシーズン。最終的には勝ってファンの皆さんと優勝の喜びを分かち合いたい、そういうシーズンにしたい」とメッセージを送りました。