【中日】今季6度目の零封負け 勝率5割復帰失敗
中日が15日の阪神戦(バンテリン)に延長11回、0―1で敗れ連勝ストップ。勝率5割復帰に失敗し、借金「2」となった。 立浪和義監督(54)の勝利への執念も実らなかった。8回まで阪神打線を3安打無失点に抑えていた先発・小笠原慎之介投手(26)が9回、先頭の中野に右翼線二塁打を許すと、立浪監督はここで何とリリーフエースのマルティネスを投入。開幕から無失点投球を続けているマルティネスは近本を申告敬遠で歩かせた後、大山を空振り三振、ノイジーを中飛、渡辺を見逃し三振に斬って取りピンチ脱出。バンテリンドームのスタンドは最強守護神の見事な投球に大歓声に包まれた。 だが延長11回、4番手・斎藤が一死三塁のピンチを迎えると、近本に右前適時打を許し0―1。これが決勝点をなった。 勝てば3連勝、6日以来の勝率5割復帰となるところだったが、打線が振るわず今季6度目の零封負け。なかなか上昇気流に乗れない立浪竜だ。
東スポWEB