Tシャツ作りで雇用創出 輪島の施設、トレーラーハウスで作業
輪島市河井町の福祉・交流施設「輪島カブーレ」などが、Tシャツ作りを通じて地域に雇用を生む取り組みを始めた。生産拠点となるトレーラーハウスを輪島カブーレ前に設置し、地震で仕事を失った人らにTシャツの梱包(こんぽう)などを行ってもらう。 Tシャツ作りは、地震後に設立した「ノトノットアローン研究所」が行う。「能登の人は一人ではなく、全国の人が応援している」という意味が込められている。 Tシャツ作りを担当する杉谷達也さん(45)は「1人でいることはよくない。仕事をしたり、カフェで交流したりして癒やしも感じてほしい」と話した。