身近なお茶をより楽しんで 大手飲料メーカーの研究員がお茶の効能やおいしいいれ方を紹介(島根・松江市)
山陰中央テレビ
健康のため、日常生活にお茶を取りいれてもらおうと、島根県松江市でセミナーが開かれ、大手飲料メーカーの研究員が、お茶の効能やおいしいいれ方を紹介しました。 このセミナーは、市民の健康増進のため、日常に取りいれやすいお茶の効能を知ってもらおうと開かれました。 セミナーでは、市民や市の保健師などおよそ40人を前に、大手飲料メーカー「伊藤園」の研究員が、お茶と健康の関わりについて講演しました。 伊藤園中央研究所・瀧原孝宜担当部長: 「飲む回数が多くなればなるほど、認知機能傷害になるリスクが減っていきます。緑茶、非常に良い結果が出てきている」 このあと、お茶について幅広い知識をもつ「ティーテイスター」に認定されている伊藤園の難波亨さんが家庭でも手軽に実践できる、おいしいお茶をいれるコツを伝授しました。 伊藤園ティーテイスター・難波亨さん: 「ふたをしてから40秒、40秒、これが大事です」 実演では、同じ茶葉を使って80℃のお湯で40秒間抽出する方法と、氷水で3分間抽出する方法の2通りでいれたお茶を参加者が飲み比べ、味の違いを確かめていました。 参加者: 「せっかく松江にいるのにお茶というものにかかわってこなかったので、普段の生活の中でお茶を楽しみながら、健康につなげていけたらと感じました」 伊藤園中央研究所・瀧原孝宜担当部長: 「とても生活の中になじみやすい。お茶のある暮らしをぜひみなさんのご家庭で実践していただきたい」 松江市は、市民の暮らしに根付いたお茶を飲む習慣を健康増進に役立てていきたいとしています。
山陰中央テレビ