「ぎょえ!」は新たな流行語に!?森内俊之九段&増田康宏八段がハモったリアクションがかわいい ファンは爆笑「ひょえーの最上級」/将棋・ABEMAトーナメント2024
その声は、どこから出てきた!?将棋界の早指し団体戦「ABEMAトーナメント2024」本戦トーナメント決勝、チーム永瀬 対 チーム稲葉の模様が9月14日に放送された。チーム稲葉がスコア3-2とリードして迎えた第6局、チーム永瀬はリーダー永瀬拓矢九段(31)、チーム稲葉は上野裕寿四段(21)が出場して行われた。この一局の終盤、永瀬九段が指した一手に、チームメイトの森内俊之九段(53)と増田康宏八段(26)が揃って、耳慣れない「ぎょえ!」という言葉を発し、ファンの爆笑を誘うことになった。 【映像】謎ワード「ぎょえ」誕生の瞬間 第6局、上野四段の先手番で始まると、序盤は一手損角換わりに。50手付近までは、上野四段がじわりとポイントを稼ぐも、その後は後手・永瀬九段の指し手がテンポよく、形勢も徐々に永瀬九段のペースに。難しいやり取りの中、タイトル経験者が地力を見せて8筋から上野陣を攻略。一時はABEMAの「SHOGI AI」による勝率表示も70~80%を示すようになっていた。 ところが攻めでペースを掴んだはずの永瀬九段が、ここからややペースダウン。そのまま攻め切ると思われたところで手を戻すような慎重な指し回しが、結果として上野四段の反撃ムードを高めた。その中で、永瀬九段が指した△6二歩という手に対して、控室で見守っていた森内九段と増田八段は、ほぼ同時に「ぎょえ!」っとうめき声。将棋界では「いやー」「ひょえー」といった声でのリアクションはよく見られるが、「ぎょえ!」は新しいところ。実力者2人に嫌な予感が走ったのが正確だったのか、その後は上野四段ペースに対局は進み、189手という熱戦の末に、上野四段が勝利した。 この「ぎょえ!」に関しては、2人が言った直後からABEMAのコメント欄でも大賑わい。「ぎょえぎょえ」「凄い声」「ひょえーの最上級 ぎょえー」と、新たな将棋界フレーズとして定着しそうな勢いだった。 ◆ABEMAトーナメント2024 第1、2回が個人戦、第3回から団体戦になり今回が7回目の開催。ドラフト会議にリーダー棋士11人が参加し、2人ずつを指名、3人1組のチームを作る。残り1チームは指名漏れした棋士が3つに分かれたトーナメントを実施し、勝ち抜いた3人が「エントリーチーム」として参加、全12チームで行われる。予選リーグは3チームずつ4リーグに分かれ、上位2チームが本戦トーナメントに進出する。試合は全て5本先取の9本勝負で行われ、対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行われる。優勝賞金は1000万円。 (ABEMA/将棋チャンネルより)
ABEMA TIMES編集部