「これだけグツグツ煮ても、このコシはすごい」 人気名古屋めし「山本屋本店」の味噌煮込うどん! おいしさの秘密を大調査【前編】
爆笑問題・太田光と石井亮次アナウンサーが、東海地方の定番を深掘りするバラエティ『太田×石井のデララバ』。今回は、味噌煮込うどんの老舗「山本屋本店」に140時間密着!前後編で人気の秘密に迫ります!
一番忙しい"1月2日"の「一宮インター北店」に密着!
創業117年の山本屋本店は、愛知県に13店舗、三重県に1店舗を展開。元々は、みそ味、醤油味の二本立ての煮込うどん専門店としてスタートしました。 名古屋駅地下街にあるエスカ店は、満席が当たり前。1時間待ちの大行列になることも!太田さんの相方・田中裕二さんも、月1回、名古屋に味噌煮込うどんを食べにくるのだとか。 しかし、一年の中で一番忙しいお店は、「1月2日の一宮インター北店」です!一宮では、元日は家で親戚とゆっくり過ごし、2日に真清田神社に初詣した後に、神社から車で5分の山本屋本店に行くのが定番!開店した42年前から続く、地元の風物詩とのこと。 番組は1月2日の開店から閉店までに密着。開店と同時に108席が満席に!厨房では2人の担当が、ズラリと並んだ14台のコンロをフル稼働させて調理し続けます。忙しさは閉店まで続き、この日訪れたお客さんの数は781人!吉田店長によると、三が日で約2100人が来店したそうです。 メニューは、豚ロース入り、かしわ入りなど全8種類。今回は、781人に調査した最新人気トップ5を発表します!1位・味噌煮込うどん、2位・天ぷら入り(えび天2本)、3位・牡蠣入り味噌煮込うどん、4位・名古屋コーチン入り、5位・スタミナもつ入り。1位はダントツ人気でシンプルな味噌煮込うどん!色々食べて定番にたどり着くという人が多いようです。2位の天ぷらは、職人に特注して山本屋本店用に毎日揚げてもらっているそうです。みそのスープにコクが出るような揚げ油を使っているのだとか。
55年で2000食!Mr.マリックの山本屋本店愛
岐阜市出身のマジシャン、Mr.マリックさんは、山本屋本店歴55年、累計2000食以上は味噌煮込うどんを食べているというデララバさん! マリックさんは「これほど飽きない料理は、そうはない!私たちの仕事は曜日が分からなくなるので、必ず毎週月曜日に食べています。週の頭に一番好きなもの食べると元気になります!」と熱く語ります。 自宅に商品を取り寄せているため、ガレージに味噌煮込うどん専用の冷凍庫もあるそう。あまりに好きすぎて、自身のYouTubeチャンネルで、お持ち帰り用の味噌煮込うどんの作り方を紹介するほどのデララバぶりです! 山本屋本店との出会いは20歳の頃。駆け出しマジシャンだったマリックさんは、名古屋のデパートでマジック用品の実演販売をしていたそうです。お昼ご飯はいつも、デパートの近くにあった山本屋本店のうどんでした。その後、テレビ出演をキッカケに一躍スターになり、"ハンドパワー"の決め台詞は流行語になるほど大ブームに!有名マジシャンとなりましたが、原点は名古屋での実演販売と味噌煮込うどんです。 太田さんは、マリックさんに食べ方を教わりながら、人生初の味噌煮込うどんに挑戦。マリック流の食べ方は、フタを開け、グツグツ煮立った様子を目で楽しむところから。最初にスープを一口。熱々の麺は、裏返したフタに食べる分だけを移し、スープも入れてすすります。太田さんは「噛みごたえがすごい!硬さ、コシがいいですね!」と驚きの表情に!