エアコン修理が混み合う夏前に…パナソニック唯一の「エアーマイスター」直伝 試運転のポイントと快適に過ごせる“節電術”
暑い日が増えているものの、「エアコンの準備はまだ早いんじゃない?」と考えている方、専門家によると今がベストタイミングだそうです。 夏本番に向けてのエアコン準備と、気になる節電術を調べてきました!
“エアーマイスター”に聞いた試運転のポイント
教えてくれるのはパナソニック全社員の中でただ1人“エアーマイスター”として活躍する福田風子さんです。 プライベートでも自宅に4機種のエアコンを設置して、日々風の違いを感じ分けるという、文字通り『風のスペシャリスト』です! (福田さん)「7~8月の本格的な夏の前に、この時期やっていただきたいのが、エアコンの試運転です。本格稼働させる前に、しっかりと冷房が効くか、不具合がないかこの時期にぜひチェックしていただきたいです」
まず1つめは『本体やコンセントまわりのチェック』です。 ホコリが原因で発煙・発火につながる可能性もあるため、電源を入れる前に、きちんとコンセントを刺し、本体周りにもホコリがたまっていないかを確認しましょう。また、その際にフィルターもお掃除することで、冷房効率が上がるといいます。
そして、2つめのポイントはエアコンの心臓部とも呼ばれる『室外機のチェック』です。 (福田さん)「室外機の周りに物を置いてしまったりすると、風の通り道がふさがれてしまうので、電気代がかかったり、冷えにくくなる大きな原因になります」
最後にエアコンの電源を入れ、冷風が出ているか確認するため、設定温度を室温より3℃以上さげて30分間冷房運転します。 この際に、変な音やにおい、水漏れなどの不具合がないかチェックすることも重要だといいます。
試運転はどうしてこの時期がおすすめなのでしょうか。 (商品企画部・加藤優貴さん)「実は我々の調べたデータによると、エアコン購入者の約3割、また修理申し込み者の約2割が、申し込み~エアコン使用まで2週間以上かかってるというデータがあります」 夏本番を迎えてから動き出すと、新規の取り付けも修理も混み合い、“エアコンなしの生活”となる可能性もあるそうです。