「地響きのような花火のような音がした」 工場横に着岸中の船で爆発 男性7人搬送 少なくとも3人が重傷
7月11日午前9時40分すぎ、福岡県苅田町松原町で工場の横に着岸中の船舶で爆発が起きました。この事故で10代~50代の男性7人がけがをして病院で治療を受けているということです。 【写真で見る】爆発が起きた船
警察によると、11日午前9時40分頃、UBE三菱セメント九州工場で「船が爆発して負傷者がいる」と消防に通報がありました。船の扉を開けたところ熱風がふきだし爆発し、船の上や岸壁にいた10代~50代の男性7人がけがをして病院で治療を受けています。少なくとも3人が重傷だということですが、全員命に別状はないということです。 目撃した人は、当時の状況について「地響きのようなどーんという音がした。花火のような音だった」と話しました。 船は全長60メートル、約500トンの「第十英裕丸」。管理土と呼ばれる土を積んでいたとみられています。 UBE三菱セメントは、取材に対し「状況確認中です」と話しています。