【バレー】男子日本代表 石川祐希主将、髙橋藍らパリオリンピック2024出場メンバー12人が決定
パリオリンピック2024に出場する男子日本代表チームの選手12人が6月24日(月)に発表された。 【パリオリンピック2024出場メンバーフォトギャラリー】 現在開催中のネーションズリーグに出場中のため、出場選手12人についてはフィリピンからのオンライン会見でフィリップ・ブラン監督から発表された。 以前からオリンピック出場選手に選ばれるのは1人とブラン監督が公言し、注目を集めていたリベロには山本智大が選ばれた。選考に関して「日本には世界各国がうらやむ世界一と呼べるリベロが2人(山本、小川智大)いる。そのどちらか一人を選ぶのは非常に難しかった」と心境を語りつつ、山本を選んだ理由について「(総合的に判断したが)オリンピックには強いサーブ、スパイクを打ってくる強豪国が出場してくる。そちらに対する面で秀でている山本を選んだ」と述べた。 VNL第3週の途中からメンバーを外れている髙橋藍の状態について「イタリア・セリエAのリーグ戦で負った足首のケガの影響でVNLメンバーから外し処置を行っている」と話した。 また12人とは別に条件次第で交代可能な交替選手には富田将馬が選出された。 パリオリンピックの出場チームは、開催国のフランスに2023年9月に世界3ヵ所で開催されたFIVBパリ五輪予選/ワールドカップ2023でドイツ(11位)、ブラジル(6位)、アメリカ(5位)、日本(2位)、ポーランド(1位)、カナダ(9位)の6チームが出場権を獲得。残り5枠は現在開催中のバレーボールネーションズリーグ(VNL)2024の予選ラウンド終了時点でのFIVBランキングによって決定することになっていた。23日に予選ラウンドの全日程が終了。アフリカ最上位のエジプト(19位)に加え、ランキング上位4チーム(それまでの出場決定国を除く)のスロベニア(3位)、イタリア(4位)、アルゼンチン(8位)、セルビア(10位)が出場権を獲得し、全12チームが出そろっていた。(カッコ内ランキングは6月23日のVNL予選ラウンド終了時点) パリオリンピック組分けの抽選会は26日にウッチ(ポーランド)で行われる予定となっている。 パリオリンピックのバレーボール競技は、7月27日(土)から8月11日(日)までパリ(フランス)のパリ南アリーナ1で開催される。 出場メンバーは下記の通り。 パリオリンピック2024出場メンバー(12人) ※ポジション表記はOH=アウトサイドヒッター OP=オポジット MB=ミドルブロッカー S=セッター L=リベロ 1 西田有志(大阪ブルテオン)/186cm/OP 2 小野寺太志(サントリーサンバーズ大阪)/202cm/MB 3 深津旭弘(東京グレートベアーズ)/183cm/S 4 宮浦健人(ジェイテクトSTINGS)/190cm/OP 5 大塚達宣(大阪ブルテオン)/194cm/OH 6 山内晶大(大阪ブルテオン)/204cm/MB 8 関田誠大(ジェイテクトSTINGS)/175cm/S 10 髙橋健太郎(ジェイテクトSTINGS)/202cm/MB 12 髙橋 藍(サントリーサンバーズ大阪)/188cm/OH 14 石川祐希(シル・スーサ・ヴィム・ペルージャ[イタリア])/192cm/OH ※主将 15 甲斐優斗(専修大3年)/200cm/OH 20 山本智大(大阪ブルテオン)/171cm/L 監督 フィリップ・ブラン(公益財団法人日本バレーボール協会) ※所属は2024年6月24日時点