「海に眠るダイヤモンド」視聴率8・3% 「M-1」と“裏かぶり”影響も…トレンド入りの大反響
俳優・神木隆之介(31)主演のTBS系日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」(日曜後9・00)の最終回が22日、2時間スペシャルで放送され、平均世帯視聴率は8・3%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)だったことが23日、分かった。毎年恒例の漫才日本一決定戦「M―1グランプリ2024」決勝の同時間帯の放送となったが、感動のラストは視聴者の感動を呼び、Xでは「♯令和ロマン」に次ぎ「♯海に眠るダイヤモンド」がトレンド入りする大反響となった。 【写真あり】「海に眠るダイヤモンド」一瞬だけ映った“たった1枚の写真”で見せた被爆者のその後…「深い、深すぎる」 本作は、1955年からの石炭産業で躍進した長崎県・端島と、現代の東京を舞台にした70年にわたる愛と友情、そして家族の壮大な物語。「アンナチュラル」(2018年)、「MIU404」(2020年)、現在上映中の映画「ラストマイル」など数々のヒット作を生み出してきた、野木亜紀子×塚原あゆ子×新井順子という強力チームが手掛ける。戦後復興期から高度経済成長期の“何もないけれど夢があり活力に満ちあふれた時代”にあった家族の絆や人間模様、青春と愛の物語を紡いでいく。 日曜劇場初主演となった神木をはじめ、杉咲花、土屋太鳳、池田エライザら豪華キャストの熱演が話題を集め、50年代の長崎・端島を描いた壮大な映像と野木亜紀子氏の緻密な脚本による演出が視聴者を惹きつけた。 最終回は2時間スペシャルで放送されたが、毎年恒例の漫才日本一決定戦「M―1グランプリ2024」決勝が、午後6時30分から10時10分までテレビ朝日系で生放送されたことで“裏かぶり”に。視聴者からは困惑の声が上がり、リアルタイム視聴者分散の一因となった。 過去5年間の日曜劇場最終回の視聴率は以下の通り。 <世帯視聴率>(関東地区、ビデオリサーチ調べ) 24年7月期「ブラックペアン シーズン2」 12・0% 24年4月期「アンチヒーロー」 12・2% 24年1月期「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」 11・0% 23年10月期「下剋上球児」 9・5% 23年7月期「VIVANT」 19・6% 23年4月期「ラストマン-全盲の捜査官-」 13・4% 23年1月期「Get Ready!」 6・4% 22年10月期「アトムの童」 10・2% 22年7月期「オールドルーキー」 11・6% 22年4月期「マイファミリー」 16・4% 22年1月期「DCU」 15・1%