11月の県内景気 「一部に弱めの動きもみられるが、緩やかに回復」 日本銀行大分支店
大分放送
11月の県内の景気動向について、日本銀行大分支店は「一部に弱めの動きもみられるが、緩やかに回復している」として、4か月連続で判断を据え置きました。 【写真を見る】11月の県内景気 「一部に弱めの動きもみられるが、緩やかに回復」 日本銀行大分支店 日銀大分支店は経済指標や企業へのヒアリングをもとに11月の景気動向を発表しました。それによりますと、総括判断は「一部に弱めの動きもみられるが、緩やかに回復している」として、4か月連続で据え置きました。需要や生産などに関する主要7項目もすべて判断を変えませんでした。 「個人消費」については、残暑の影響で夏用の食品・雑貨の売れ行きが良く飲食店やレジャー施設の集客が好調でした。「観光」ではインバウンドが堅調さを維持しています。「雇用者所得」については賃上げの動きが続いているとしています。 先行きについて、日銀大分支店は「アメリカ・中国などの海外経済やエネルギー・原材料価格の動向が、家計の消費マインドや企業に与える影響に注視が必要」としています。
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