ビヨンセ、グラミー賞最多11部門ノミネート キャリア通じて99部門ノミネートで史上最多に
米音楽界最高の栄誉とされる第67回グラミー賞の候補が8日に発表され、米歌手ビヨンセ(43)が最多11部門にノミネートされた。 3月下旬にリリースした自身初となるカントリーアルバム「カウボーイ・カーター」が高い評価を受けたビヨンセは、最優秀レコード賞、最優秀アルバム賞、最優秀楽曲賞の主要3部門すべてで候補入りを果たした。 夫ジェイ・Zと並ぶ88ノミネートのタイ記録を保持していたビヨンセは、これでキャリアを通じて99部門にノミネートされたことになり、史上最もノミネートを獲得したアーティストとなった。 ビヨンセに続いて7部門にノミネートされたのは、ビリー・アイリッシュ、ケンドリック・ラマー、ポスト・マローン、チャーリーXCXの4人。テイラー・スウィフトは6部門で候補入りを果たした。 また、故坂本龍一さんが2022年9月に収録した最後のピアノ・ソロ・コンサート作品「Opus」が、最優秀ニューエイジ・アルバム賞にノミネートを果たした。 授賞式は来年2月25日にロサンゼルスのクリプト・ドットコム・アリーナで行われる。(ロサンゼルス=千歳香奈子)