木村拓哉、故・服部幸應さんに感謝 主演映画公開で心境吐露「ちょっと寂しい気持ち」
仏語だらけの台本に混乱
映画『グランメゾン・パリ』初日舞台あいさつが30日、都内の劇場で行われ、木村拓哉、鈴木京香、及川光博、沢村一樹、Aぇ! groupの正門良規、塚原あゆ子監督が登壇した。 【写真】木村拓哉、鈴木京香、及川光博、沢村一樹、正門良規らが登壇 イベントのアザーカット 本作は2019年にTBS系で放送された連続ドラマ『グランメゾン東京』の続編。フランス料理の本場・パリが舞台を舞台に、型破りなシェフ・尾花が仲間たちとともにミシュラン“三つ星”獲得に挑む。 ドラマから5年空いてのシリーズ続編。ファンの歓声と拍手で迎えられると「とてもうれしかった」と喜び、「きょう登壇していないメンバーもいますが、ずっとこのメンバー“チーム・グランメゾン”でつないできた時間が、今日をもってみなさんにバトンタッチさせていただく日だなって、うれしいのですがほんのちょっと寂しい気持ちがあるかなっていうのが正直な気持ち」と心境を打ち明けた。 映画がパリで撮影され、セリフもフランス語だらけだったという。「最初に台本受け取って拝見したとき、すべてフランス語で表現する部分が日本語だった」が、後日送られてきた完成台本は「表紙が逆の開き方になっていてワードが全部フランス語になっていた。あれは1回置きますよね、テーブルに」と苦笑いだった。 また、「20年以上バラエティー番組で料理を作っていて。そのときにナイフの持ち方、肉、魚介、野菜への向き合い方を教えてくだっていた方に今回もサポートしていただきました。2019年から入っていただいているのですが」といい、また10月4日に死去した料理評論家の服部幸應さんも映画に協力してくれたことを回想して「試写で作品を見てくれた。素晴らしい映画ができましたねと言ってくださって、うれしかった」と語った。
ENCOUNT編集部