温泉施設利用者がレジオネラ菌に感染 「草枕温泉てんすい」基準値超の菌検出で営業自粛 熊本・玉名市
熊本放送
熊本県玉名市の温泉施設を利用した人がレジオネラ菌に感染しました。施設は現在、営業を自粛しています。 【写真を見る】温泉施設利用者がレジオネラ菌に感染 「草枕温泉てんすい」基準値超の菌検出で営業自粛 熊本・玉名市 基準値を超えるレジオネラ菌が検出されたのは、玉名市天水町にある温泉施設「草枕温泉てんすい」です。 県や玉名市によりますと、10月12日に施設を利用した人が、その後レジオネラ症を発症し入院したと有明保健所に連絡がありました。 有明保健所が温泉施設の水質を検査したところ、基準値を超えるレジオネラ菌が検出されたということです。玉名市は、今年9月に行った定期検査では、基準値を下回っていたとしています。 この施設は11月7日夕方から温泉施設の営業を自粛し、今後、浴槽や配管の清掃と消毒を行う予定です。 レジオネラ症は高齢者や新生児などがなりやすく、肺炎や風邪に似た症状が出るとされています。
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