【ボートレース】藤田俊祐がシャープに展開を捉えて優出「チャンスは十分」デビュー初Vも見えた
◇G3第11回イースタンヤング(6月20日、ボートレースびわこ・5日目) 当地初出場の東京支部・藤田俊祐が展開を捉えて優出一番乗りを決めた。準優勝戦10R、2号艇の井上がまくりに出たところを「冷静に行けました」と、1Mですっぽり空いたスペースを差して、そのまま先頭でゴールした。 2011年11月デビューの同期(129期)には藤原碧生(2V)と西岡顕心(1V)、さらに今節出場の竹間隆晟(1V)、青木蓮(1V)、長谷川晴哉(1V)と、すでに5人の優勝経験者がいる。黄金世代と呼ばれる中、自身は昨年11月の戸田ルーキーシリーズで右足を骨折し苦しい期間をすごした。 「129期のみんなはすごい。僕がケガで休んでいる間にとんでもない差を付けられてしまいました」と焦りはあったが、今年3月に平和島ルーキーシリーズで復帰し、復帰2節目の鳴門、復帰3節目の芦屋で連続優出。リズムアップに成功し、今節の出場につなげた。 最終日の12R優勝戦は2号艇。「チャンスは十分あります。ヤングダービー(の優先出場権)がかかっているし、優勝しないと名を残せないんでね。それに、ここ(G3)で優勝すれば、(一般戦Vの同期の)みんなよりちょっと上になりますからね」と、目イチ勝負でイースタンヤングの頂上を取りに行くことを誓った。
報知新聞社