余分なコートを手放し「一軍だけのクローゼット」に。服選びをラクにする3つのコツ
コートや上着を手放してクローゼットをすっきりさせませんか? アラフィフの夫婦ふたりで暮らすミニマリストのブロガー・本多めぐさんが、コートや上着を処分するコツについて教えてくれました。 【写真】7年前に手放したピーコート。通勤時やフォーマルな席にも
今がチャンス!手放しにくいコートや上着を減らす3つの考え方
クローゼットをあけるたびに、あふれるコートや上着に困っていませんか? 今回はクローゼットのスペースを上手に活用するために、私が手放しにくいコート類を減らしたときのコツをまとめてみました。手放す決断がしにくい方へ、あと押しになればうれしいです。
●1:コートを1枚減らすだけでクローゼットがすっきり!
コートはほかの衣類に比べて圧倒的にかさばります。たとえばダウンジャケットやダッフルコートなどは、クローゼットの中でかなりのスペースを占めているはず。もし1枚手放すと、そのあいたスペースにセーターやブラウスを4、5枚分収納できるんです。 手放すのは決断力が必要ですが、コートはそのたった1回の決断で、スペースを広くできる可能性が。こんなに効率のいい捨て活はないかもしれません。 また、収納しやすさ、選びやすさにおいてもメリットがあります。コートを1枚減らすことで、クローゼットの中が見やすくなり、どの服を着るか選ぶ時間も短縮できます。 時間に追われている人こそ、整理をして服を選びやすい状態にしておくことは大事ではないでしょうか。
●2:毎日同じコートを着ても問題がない
同じコートを毎日着るのは抵抗がある方もいるかもしれませんね。でも、トップスやボトムスと違って、コートは同じものを着ていても意外と人は気にしないもの。 もちろんコートを1枚だけにする必要はありませんが、あまり着ていないコートがあるなら処分のご検討を。思いきって、本当におしゃれで自分が着ていて楽しい「一軍」のコートだけにしてみませんか。 たとえば、シンプルなピーコートやトレンチコートは、どんなシーンにも合わせやすく、マフラーやバッグや小物でアクセントをつけるだけでまったく違う印象に。マフラーやストールを替えることで、寒暖差にも対応しつつ、季節感も変化をつけられます。 私は北国在住で、アラフィフの今は実用性重視でダウンジャケット1着で冬を過ごしています。ですが、以前は着まわしやすい黒のピーコートを着ていました。通勤にもおしゃれな場に着て行って問題なく過ごせました。マフラーも秋用、冬用と使い分けてそれなりに変化をつけられていたと思います。 「クローゼットがコート類でパンパン…!」という方の整理方法については、コート類を用途別に減らすのもおすすめです。 「通勤用」「お出かけ用」「スポーツ用」など用途別に分けて整理し、同じカテゴリーの中であまり着用していないものから手放してみては。用途別に分けることで、ダブっているのも自分で意識しやすく手放す決心がしやすいです。