『市民プールを陸上競技場へ移す』鈴木市長《南北幹線道路》整備に伴う平和公園スポーツ施設再配置 【長崎】
長崎放送
長崎県が進める「長崎南北幹線道路」の整備に伴い検討が進められてきた長崎市松山町の「スポーツ施設再配置」問題について、鈴木長崎市長は、15日、市民プールを松山陸上競技場に移転する方針を示しました。 【写真を見る】『市民プールを陸上競技場へ移す』鈴木市長《南北幹線道路》整備に伴う平和公園スポーツ施設再配置 【長崎】 長崎市 鈴木市長: 「プールを陸上競技場に、そして陸上練習場を中部下水処理場跡に」 長崎市の鈴木市長は、平和公園内の「スポーツ施設再配置」について、「市民プールを陸上競技場に移し、陸上競技場内の練習場(400mトラック)を中部下水処理場跡に整備する案」が適当であるとする考えを表明しました。 ことし6月の再検討部会の中間報告書で、支持する意見が多かったことや整備費用の面などを理由とし、15日、被爆者4団体を集めて説明し理解を求めました。 鈴木市長: 「中高生を主体とします現在の陸上競技場を利用の皆さまも、これまでと同様にアクセスが可能である」 被爆者4団体は、爆心地に近く被爆遺構も残っている場所だとして結論を急がず、慎重丁寧な調査検討を行うよう求めました。 市は、陸上競技場の現在地での存続を求める市民団体に対しても、来週月曜日に説明し、理解を求めたいとしています。
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