全国高校ラグビー大会佐賀県予選、佐賀工が優勝し43大会連続で花園へ…中辻大凱主将「まずは8強目指す」
第104回全国高校ラグビー大会佐賀県予選の決勝が2日、佐賀市のSAGAスタジアムで行われ、佐賀工が早稲田佐賀を48―12で破って優勝し、43大会連続53回目の全国大会出場を決めた。全国大会は、12月27日に大阪府の東大阪市花園ラグビー場で開幕する。 【写真】五郎丸歩さんも通った…高校ラグビー4強・佐賀工の「食」支える夫妻「よく頑張った」
佐賀工は堅実な守備で試合をコントロールし、前半14分に先制のトライを決めるなど、前半を19―0で折り返した。後半にも5トライを奪って突き放した。早稲田佐賀は後半に2トライを決めるも及ばなかった。
佐賀工の中辻大凱主将(3年)は「花園出場が決まってほっとしている。花園では不撓不屈の精神で最後まで戦い、まずはベスト8を目指す」と意気込んだ。枝吉巨樹監督(49)は「セットプレーや守備が良かった。ボールをファンブルするなどの課題を修正していきたい」と話した。