トラヴィス・スコット、パリで逮捕 ホテルのロビーで手錠をかけられ連行される
パリに滞在、オリンピックを観戦しているトラヴィス・スコット。現地時間8月9日(金)午前に現地の警察に逮捕された。宿泊していたパリの五つ星ホテル、フォーシーズンズ・ホテル・ジョルジュサンク・パリのロビーで手錠をかけられ、連行されるシーンをパパラッチがキャッチした。 【写真】パリ五輪に来場した豪華セレブ&アスリートのファッションまとめ
新聞「ニューヨークポスト」などの報道によると事件の発端はボディガードとの口論。トラヴィスは前日に五輪のバスケットボールの試合を観戦、夜は友人や取り巻きたちと外出した。その後ホテルに戻ったが、ロビーでボディガードと地元のパパラッチについて言い争いになってしまった。関係者は「トラヴィスとボディガードはどなりあっていた。ホテル側がパニックになり、警察を呼んだ」と話している。 警察は声明を発表。「8月9日に通称トラヴィス・スコットというラッパーを警備員に対する暴行で逮捕した。警備員はトラヴィスとボディガードを引き離すために介入した。パリの検察庁はこの事件をパリ警察第1区に送致した」と説明している。エンタメサイト「TMZ」の報道によるとトラヴィスはまず救急車で病院に運ばれた。報道によると口論中にホテルのロビーの花瓶がいくつか破損したため、ケガを負っていないか確認する必要があったという。トラヴィスが警察から釈放されたという情報はまだ発表されていない。 気になるのはトラヴィスとボディガードの口論の原因。関係者によるとトラヴィスはパリ滞在中ずっと地元のパパラッチにつきまとわれていたが、自分の車のトランクにパパラッチが隠れているのを発見し我慢の限界に。ボディガードを問い詰めたという。それが口論にエスカレートしたと関係者は話している。 トラヴィスが警察に連行されているときもホテルの周りにはパパラッチが多数集まっていた。パパラッチやファンから何が起きたのか尋ねられていたが彼は無言だった。トラヴィスの代理人は逮捕後コメントを発表、「この問題を迅速に解決するためパリ当局と直接連絡を取り合っている。最新情報を適宜提供する」と説明した。起訴されたかどうかは明かしていない。続報が届くのを待ちたい。