鉄筋の固定作業を体験する高校生

　福島県建設業協会は１１日、郡山市の県立安積中高一貫校整備工事現場で高校生対象の建設現場見学会を開いた。 　建設業の役割や魅力を伝え、担い手確保につなげる狙のが狙い。今年度初めての開催で、市内の郡山北工高建築科の生徒約３０人が参加した。 　生徒は安積高敷地内の安積歴史博物館南側で建設が進む新校舎について、担当者から設計や施工概要の説明を受けた。新校舎３階の床部分に上り、専用の工具を使って鉄筋を固定する作業を体験した。 　上空から建設状況を撮影するドローンの操作も体験。専門的な技術に触れ、建設業への理解を深めた。