高岡商五刀流JK堀田選手 ボクシング代表狙う 18日滋賀で全日本ジュニア
●「優勝目指して頑張る」 ボクシングやレスリング、空手、柔道、相撲の「5刀流」に取り組む堀田みず希選手(高岡商高1年)が、18日から滋賀県で開幕するボクシングの全日本女子ジュニア選手権に出場する。3月の高校選抜大会とともに、上位者はユース・ジュニア日本代表に選ばれる可能性がある重要な大会。海外選手とのスパーリング練習などに励む堀田選手は「今大会で優勝し、日本代表に登り詰めたい」と意気込む。 堀田選手は高校に進学した今年、空手道の全国大会は3位、全国高校総体(インターハイ)のレスリング5位、ボクシングは3位となった。 中でも、ボクシングは2、3年生の上級生が主戦場となる全国の舞台で3位となったことが評価され、9~15日に都内で開かれた日韓合同ジュニア強化合宿に参加した。両国から選抜された選手とのスパーリングなどを通して「レベルの高いメンバーと練習して気が引き締まり、良い刺激になった」と語る。 滋賀での同選手権はライト級で出場し、11人の中から頂点を目指す。順位ごとにポイントが付いてランキングされ、優勝者には50ポイントが与えられるため、ユース・ジュニア日本代表に選出するのに必要なランキング上位入りが確実となる。 16日、高岡市高陵中で最終調整に臨んだ堀田選手は「憧れの代表へ少しでも近づきたい。優勝目指して頑張るのみ」と気合を入れ直した。