FIFAがクラブW杯出場クラブ適用の暫定移籍ルールを承認…来年6月1日~10日までの例外的な移籍ウィンドー開設
国際サッカー連盟(FIFA)は、2025年6月から7月にアメリカで開催される新フォーマットのFIFAクラブ・ワールドカップ(CWC)に向けて暫定移籍ルールを承認した。『ESPN』が伝えている。 今大会から4年に1度の開催となり、各大陸の32クラブが集う大規模コンペディションとなるCWC。出場チームは続々と決まり、欧州からは過去3季のチャンピオンズリーグ(CL)王者であるマンチェスター・シティ、レアル・マドリー、チェルシーらが参戦し、アジアからは浦和レッズも出場する。 今大会は6月15日から7月13日の期間に行われるため、FIFAが定める通常の移籍ウィンドー外となり、秋春制の新シーズンに加入する選手や春秋制の追加ウィンドーの選手を登録できない。 報道によると、FIFAは選手をCWCに参加させるのを手助けすることを目指しており、6月1日から10日までの例外的な移籍ウィンドーを開設する選択肢を与える暫定移籍市場ルールを承認したという。 現時点で完全移籍やレンタル移籍の取り扱いに関しては不明ではあるものの、6月30日に契約が切れるフリートランスファーの選手に関しては、今大会に出場する32クラブの1クラブとの早期契約が可能になる。 逆に、コロナ禍でシーズンがずれ込んだ2019-20シーズンと同様に、現所属先との契約が同じタイミングで切れる選手に関しても、大会が終了する7月13日まで約2週間の契約延長が許可される。 また、クラブ間で合意が得られれば、この修正案により、正式な契約が切れる前の6月中旬から2週間、技術的にはまだ今シーズンの一部であるトーナメントで新しいチームを代表することができるようになる模様だ。 一方で、大会期間中に出場クラブ間で移籍した場合は1クラブにしか出場できない。
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